Seoul Times。

影とミメシス。

北京 〜1日目①〜

12月29日〜31日の2泊3日で中国の北京に行ってきました。

 

今回は観光ではなく大学のプログラムで訪問したので、

学生 16人+大学院&助教 3人+教授 2人で行ってきました。

 

何でプログラムに参加することになったかと言うと、はじまりは11月23日。

中文科の教授とご飯を食べてた時のこと。

教授:年末何してるの。韓国にいる?

自分:はい、韓国にいると思います。予定も今のところ何も入ってないです。

教授:今計画してるところなんだけど、北京いく?

自分:はい、行きたいです。

 

ということで北京行き決まりました。笑

 

早朝6時半にソウル仁川国際空港の出発ロビーに集合という厳しい日程の始まり。。。

飛行機の中でみんな爆睡。笑

2時間ほどで北京空港到着。

 

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北京空港内

 

空港からホテルには向かわず、そのまま梁漱溟乡村建设中心 (梁漱溟農村発展センター)を見学しに行きました。

 

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はい到着〜

 

今回、訪問したのはただの農村ではなく、CSA (Community Supported Agriculture) を実践してる農村でした。

このCSAというのは、ある一定の地域消費者は会員となり農民と事前に契約を結びます。そして契約を結ぶ時に農産物の料金をあらかじめ支払います (もしくは価格を決定します) 。

つまり会員である消費者と農民のあいだで価格決定がなされるので、程収穫などの時に市場の影響を受けにくいというリスクがあります。そして農民は安全と新鮮さを優先して有機農作物を提供しています。

 

今回訪問したこの農村もCSAを行なっている農村で、二人とも博士課程をとった超エリート夫婦が経営してました。

お話によると、中国各地でこのような試験的実験が行われているそうです。

そして若者のために農業教育やインターンシップなども積極的に行っていて、これまでに10万人以上の若者がプログラムに参加したそうです。

 

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梁漱溟農村発展センターでは、実際にオレンジやイチゴなどの収穫物を試食。

そして、畑から採れたものでつくったお昼ご飯をいただきました。

(お昼ご飯の写真を撮り忘れるというミス。。。)

 

 

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食べた終わったとは一人ずつここに立ち食器洗い。

洗剤の代わりに木くず?のようなもので食器をこすり、水ですすぎます。

(この木屑は、肥料として再利用されます)

 

お昼ご飯をいただいた後、梁漱溟農村発展センター内を本格的に見学させていただきました。

 

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本当に貴重な経験になりました。ここには書ききれないほどの情報量。。。

 

野菜 → 果物 → インターンなどで来てる若者の寮 → 家畜

の順で見て回りました。

 

彼らも自らを「新しい農民」と称するくらい、中国でも新しい試みだそうです。

実際に自分も中国でこのような農業の試みが行われていて、そのような大規模な実験に多くの若者が参加していることについて何も知らなかったのですごく勉強になりました。

 

農村見学を終えた後は、中国で有名な知識人の一人である溫鐵軍教授の講演を聴きました。

韓国でもすごく人気で、백년의 급진 (100年の急進) という本が有名です。

 

詳しい内容は書ききれないけど、とっても濃厚な1時間半でした!(適当。笑)

 

(ちなみに梁漱溟農村発展センターであった夫婦は二人とも溫鐵軍教授の教え子だそうです

 

講演が終わった後は、夕食を食べに移動〜

 

つづきは後ほど!!